天皇家と反乱

朱雀天皇の時代に二つの反乱がありました。平将門の乱と藤原純友の乱です。西や東に反旗を翻す勢力が出来ると天皇も大変ですね

歴代天皇

このページでは61代から70代までご紹介します。皇位継承と疫病の蔓延、異常気象など三つ巴で時代を作っていたようです

第六十一代 朱雀天皇(すざく)

在位期間:930年9月22日〜946年4月20日
第60代醍醐天皇の第十一皇子。母は藤原基経の娘、中宮藤原穏子と言うことですから完全に外戚に牛耳られている感じですね。 平将門の乱や藤原純友の乱など多難だったようです

第六十二代 村上天皇 (むらかみ )

在位期間:946年4月20日〜967年5月25日
第60代醍醐天皇の第十四皇子で朱雀天皇の同母弟のようです。持ち回りか、あるいは外戚の藤原基経の意向でしょうか。 舅の藤原忠平が関白を務めたが死後は関白を置かなかったとか、 でも先代の朱雀天皇などが口出ししていたようなので天皇親政といえるのでしょうか

第六十三代 冷泉天皇(れいぜい)

在位期間:967年5月25日〜969年8月13日
第一皇子の広平親王を押しのけて生後間もなく立太子したということですので完全に傀儡ですね。奇行が多く大江匡房が記した『江記』に記載がいくつもあるそうです

第六十四代 円融天皇(えんゆう)

在位期間:969年8月13日〜984年8月27日
冷泉天皇の弟です。冷泉天皇が皇太子になっていたのに変わりに即位したようです。 権力者であった藤原氏の意向があったようです。 11歳での即位なので大伯父にあたる太政大臣藤原実頼が摂政に就任しました。

第六十五代 花山天皇(かざん)

在位期間:984年8月27日〜986年6月23日
17歳の若さで即位した冷泉天皇第一子です。19歳には退位して出家をしてしまうというスピード天皇です。安倍晴明の時代の天皇です

第六十六代 一条天皇

在位期間:986年6月23日〜1011年6月13日
藤原道長が権勢をほこり、紫式部や清少納言などが宮廷で注目されていた時代です

第六十七代 三条天皇(さんじょう)

在位期間:1011年6月13日〜1016年1月29日
三条天皇は親政を望み時の権力者の藤原の道長との確執があったようです

第六十八代 後一条天皇

在位期間:1016年1月29日〜1036年4月17日
『栄花物語』の記載から糖尿病でなくなったとされているようです。運動不足だったのでしょうか?

第六十九代 後朱雀天皇(ごすざく)

在位期間:1036年4月17日〜 1045年1月16日
一条天皇の第三皇子で母は藤原道長女中宮彰子だと言う事です。名前は知っているけどあまり目立たない天皇です

第七十代 後冷泉天皇(ごれいぜい)

在位期間:1045年1月16日〜1068年4月19日
後冷泉天皇は三后並立の唯一の例だと言う事です。妙な所で記録を作っている天皇です

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