この時代は平清盛源頼朝など武家が力を増していった時代です。 また、白河上皇など院政を敷いていた時代でもあります。天皇が完全に形骸化していたのかも知れません。

歴代天皇

このページでは71代から80代までご紹介します。

第七十一代 後三条天皇(ごさんじょう)

在位期間:1068年4月19日〜1072年12月8日
延久の善政をしいた天皇です。しかし、生母が藤原氏の出ではないので苦労したでしょうね。その結果が善政になったのかもしれません

第七十二代 白河天皇 (しらかわ)

在位期間:1072年12月8日〜1086年11月26日
43年間院政を敷いた天皇です。在位期間よりも長いというのもすごいですね。藤原氏が力を持ちまた、武士が台頭し始める時期だからそのほうが天皇家にとっては都合が良かったのかも知れません

第七十三代 堀河天皇(ほりかわ)

在位期間:1086年11月26日〜1107年7月19日
立太子と同日に8歳で父白河天皇から譲位され即位したと言うことですが、なんとしても自分の子供を天皇にしたかったのでしょうね。藤原一族との暗闘の歴史に見えます

第七十四代 鳥羽天皇 (とば)

在位期間:1107年7月19日〜1123年1月28日
父親の堀川天皇が8歳で即位し、その堀川天皇がなくなると5歳で鳥羽天皇が即位する。実際は祖父の白河法皇が政務を執ったということなのでやはり白河法皇の執念を感じます

第七十五代 崇徳天皇(すとく)

在位期間:1123年1月28日〜1141年12月7日
父の鳥羽天皇には嫌われていたようです。大河ドラマでも表現されていましたが、 鳥羽天皇の妻である”璋子(待賢門院)”と白河上皇の密通の子だということが『古事談』に書かれているそうです。さて事実はどうでしょうか?

第七十六代 近衛天皇 (このえ)

在位期間:1141年12月7日〜1155年7月23日
印象のない天皇だなと思ったら2歳で即位したけれど、鳥羽上皇が院政を敷いて、しかも病弱で17歳で退位したということですので何の事跡もなかったのでしょうね

第七十七代 後白河天皇(ごしらかわ)

在位期間:1155年7月24日〜1158年8月11日
保元・平治の乱、治承・寿永の乱など戦乱が多かった時代です。 平清盛が頭角を現し、木曽義仲や源義経など多くの人がこの天皇に振り回されました

第七十八代 二条天皇 (にじょう)

在位期間:1158年8月11日〜1165年6月25日
後白河天皇の第一子と言うことですが、僅か七年なので殆ど記録がないようです

第七十九代 六条天皇(ろくじょう)

在位期間:1165年6月25日〜1168年2月19日
生後7ヶ月と11日(数え年で2歳)で親王宣下・立太子となり、その2ヶ月後には天皇になっています。 二条天皇の第一皇子(?)だと言う事ですから、二条天皇が早世してあわてて天皇位につけたのでしょうね

第八十代 高倉天皇 (たかくら)

在位期間:1168年2月19日〜1180年2月21日
後白河天皇の第七子と言うことです。この時期は後白河天皇(上皇)の権力が絶大だったのですね。 後白河上皇VS平清盛の構図で政治が動いていたようです。 ”平氏にあらずんば人にあらず”と言うくらい平氏が権勢を誇っていたと思っていたのですが意外に天皇家もしたたかですね

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